【活動報告】9月17日

 

9/17
熊本豪雨災害支援74日目

ー本日の活動内容ー
赤山様宅 壁剥がし、床下泥だし
堂本様宅 壁剥がし、床はぎ、床下泥だし
森のホール 消毒、壁剥がし

ー活動報告ー

チーム1
今日は熊本ホテルキャッスルさんがきてくださり、14人での作業となりました。
坂本村に行く予定でしたが天気が悪くなり、人吉での活動に変更になりました。

作業内容としてはおもに壁剥ぎでした。
前回の班が下半分は剥がしていて今日はその続きでした。

今日は、参加者の方が多かったのと、
初めて行った現場だったこともあり、
効率的にできなかったと思っています。
同じ人が同じ作業をすることが多く、
不完全燃焼のかたもいたかもしれません。

うまく皆さんに作業をしたという実感を得て
帰って欲しいと思っています。

しかし、終礼でも言いましたが
1人1人の力は小さくても、その1人の力が復興への1歩の力になっているのだということを日々感じています。

人吉、見た目はだいぶきれいになってきました。
泥や瓦礫が残るお宅は少なくなってきました。
しかし、壁を1日剥がしたらカビだらけで
住めるようになるにはまだまだ先、
というお宅は沢山あります。

少しずつでも1人1人の力を、
最大限発揮できるように作業や現場での指示、
ボランティアさんのサポートをやっていきたいと思います。

ホテルキャッスルさんは、これまでもたくさんの従業員さんを連れてボランティア活動に参加していただいているのですが、今日は今回がボランティアが初めての方もたくさんいらっしゃいました。

驚くことに、社長さんもこの現場に入り、(いつも来てくださっています)ここでは上下関係なく作業にあたっていて、おかげさまでとてもスムーズに作業が進みました。

いつもの倍以上の人数での作業でしたが、
やはり人数がいるというのはとても大きなことで、
体感的には、いつもの倍以上作業が進んだように思います。

印象的だったのは、男性陣が体力を活かしてバリバリと進めていき、女性陣がその場所をキレイに仕上げるという流れができたことでした。

初めての方や体力に自信のない方は
ボランティア活動に参加する事に不安があるかと思いますが、
それぞれにしっかりと大切な役割がある事を再認識しました。

ボランティアというのは、
自分の時間もお金も削って行うので、
とても大変なことですが、
やはり1日でもいいので、
1人でも多くの方に来ていただけると嬉しいです。

現場終了後の終礼で社長さんがお話ししてくださった言葉がとても素敵だったので、言葉尻などは違うかもしれませんが、ここでシェアさせてください。

『ホテルの仕事は、人に喜んでもらうための仕事です。ボランティアもざまざまな議論がされることもありますが、人に喜んでもらえる事です。
今日作業をしてみて、気持ち良いと感じている方がほとんどだと思います。この経験は、必ずホテルでのお仕事にも役に立ちますので、ぜひ時間を作って、また参加してみてください。また今日のような機会も作るので、その時も是非一緒にやりましょう』

災害支援は、もちろん被災地の復旧や復興を心から目指していますが、参加した人の成長にも大きくつながると思います。

今は、コロナの影響で、参加したくても参加できない方が多くいらっしゃいますが、現地の復旧を現地の人たちで支えていく事は、今後日本全国で重要になってくると思います。

そんな中、ホテルキャッスルさんが、会社を上げてボランティアに参加してくださり、また、参加してくださった皆さんが、その経験を周りにシェアしていく事で、この災害支援にも追い風が吹くような気がしました。

本日伺ったお宅の堂本さんも喜んでくださったので、とても気持ちの良い1日となりました。

また明日からも、様々なお宅で、様々な作業がありますが、参加者みんなで力を合わせて心を込めて作業を進めていきたいと思います。

チーム2
森のホールでの作業は、
午前中壁剥がし、午後は消毒をメインで行いました。

壁剥がしでは、カッターでラインを引いて一面を剥がすのではなく、必要な部分は残し、はいでいくという作業で細かいし大変な作業でした。

午後からの消毒の作業では、泥が残っている部分もあったので、泥を掻き出しながら、オスバンで消毒し綺麗なタオルで拭きあげるという本当に地味な作業です。

ただ、でも、作業をしてくれたみんなにはお伝えしましたが、家をリフォームするに当たっては、しっかりと消毒をしないと、カビが出てきてしまいます。
細かいし神経を使うし、地味だけれど、一番重要な作業であることは間違い無いと思います。
少しづつ拭くたびに綺麗になっていくところを実感して頂きたいと思います。

また、住民さんに2台洗濯機を寄贈させて頂きました。
何もかも流されてしまった住民さん。
少しでも元どおりの生活がおくれるよう、サポートし続けて参ります。

ー活動記録ー

ボランティア参加数 40名
のべボランティア数 1,325名
災害ゴミ搬送 241台

総ニーズ数 58件
完了案件数 28件
継続案件数 29件
未対応数 1件

◆詳細別完了数◆
家財出し 16件
室内泥出し 4件
壁剥がし 13件
天井剥がし 2件
床剥ぎ 4件
床下泥出し 9件
敷地泥出し 4件
キッチン解体 3件
トイレ水回り解体 2件
清掃、消毒 3件

◆詳細別継続数(未対応も含む)◆
家財出し 2件
室内泥出し 3件
壁剥がし 14件
天井剥がし 6件
床剥ぎ 12件
床下泥出し 14件
敷地泥出し 0件
キッチン解体 9件
トイレ水回り解体 10件
清掃、消毒 21件

 

 

==県内ボランティアの受け入れについて==

※ただいま熊本支援チームでは、新型コロナウイルスの影響を考慮し、県外からのボランティアは受け入れをしておりません。

上記理由により、現在ボランティアが大変不足しております。

ぜひご協力よろしくお願いいたします。

 

<一般受付>

前日17時までに、HPのボランティア受付フォームよりお申し込みください。
当日の飛び込み参加の場合は、事務局までお電話ください。

▼詳細・受付はこちら

ボランティアの募集について

 

<団体受付>
団体でのボランティアを受け入れています。

過去ご参加いただいた団体
・熊本ホテルキャッスル 様
・学生団体KUMA☆STAR 様
・みずあかり運営委員の皆様
・近代経営チームの皆

お申し込みは、事務局までお電話ください。

 

<学生支援チーム参加受付>
夏休みを活用した学生メンバー募集中!
1日5000円の活動支援金(給与)+1000円分の飲食券を支給します。

▼詳細・受付はこちら

学生有償スタッフの募集(要項・参加申込)

 

 

 

 

==物資の受け入れ・受け取りについて==

拠点引越しに伴い、

ホテルサン人吉の物資倉庫は閉鎖いたしました。

物資に関するお問い合わせは、

事務局までお電話またはメールにてご連絡ください。

「必要な人に必要な支援を必要な分だけ」

▼スマートサプライの支援募集ページはこちら

https://smart-supply.org/projects/kumamoto-team

 

 

その他ご相談事、お困りごとありましたら、お気軽に事務局までご連絡くださいませ。

家財だし、泥だし、壁剥ぎ、床はぎ、床下泥だし、行います!

お家を見させていただいたのち、ご相談にも乗ります。

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一般社団法人 熊本支援チーム

事務局 小林

Tel 080-8594-2226

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