~夏休みを活用した「熊本豪雨」被災地支援活動~

 


 

学生登録が100名を超え、参加学生の新規申込みを終了いたします。多くのご応募、ご参加ありがとうございました。今後は、既に登録の学生の皆様のリピート参加、継続参加で、12月迄活動を継続します。(2020年9月14日更新)

◆目 的
7月に襲った熊本県豪雨災害においては、新型コロナの影響により、県外からのボランティアの受け入れが出来ない中、新しい災害支援のあり方が問われています。
今回、新型コロナの影響により生まれた
①県外からのボランティア受け入れができない
②大学生のアルバイト収入が激減している
③飲食店の売り上げが減少している 

という3つの社会課題を同時に解決します。
県内の大学生等が夏休みとなる8月から、県内の若いチカラを被災地に集結させ、学生等のアルバイト収入を補い、さらに福利厚生として飲食券を進呈することにより飲食店の売上にも貢献できる新しいモデルを提案します。本事業を通じて、地域の課題を解決できる次世代の人材を育成すると共に、地域社会との接点を育みながら、コロナ禍における災害支援のあり方について考え、自ら実践できる地域リーダーの輩出も狙います。


◆概 要
◎熊本県内の学生で、被災地域(特に、人吉市・球磨村)を対象に、被災支援に従事する機会をつくります。
◎期間中、通算5日間以上、支援活動に従事してもらうことを条件に、1日:5,000円の給与を支給します。
◎給与とは別に福利厚生として、熊本市内の飲食店を中心に使用できる飲食券を、1日:1,000円分を進呈します。


◆参加対象
◎熊本県内に在住の18歳以上の大学生、短大生、専門学校生を対象とします。(高校生は対象となりません。)
◎人吉・球磨地方の出身者・在住者は特に積極採用を行います。
◎20歳未満の方は、保護者の同意が必要です。
◎休学中・科目等履修生の方などで、有効な学生証をお持ちの方も対象となります。


◆活動期間・活動日・休日
(2020年9月13日更新/活動期間が12月までの延長に伴う条件変更・緩和)
◎2020年8月10日から9月30日までの平日、また、10月1日から12月末までの平日、通算5日間以上、活動に参加いただける方。
(9月の平日に2日間参加、10月~12月の平日に3日間参加=通算5日間をクリア!)
◎土・日・祝は原則として、学生支援チームの活動はお休みとなります。
◎10月1日からは、平日の活動メンバーは毎日定員10名となります。活動希望に応じてシフトで管理します。


◆活動時間
1日のスケジュールは次の通り予定しています。

9:00 現地集合
9:00~9:15 ガイダンス・健康観察
9:15~12:00 午前活動(途中:合計30分以上の休憩)
12:00~13:00 休憩・昼食・健康観察
13:00~16:00 午後活動(途中:合計30分以上の休憩)
16:00~17:00 休憩・着替え・レポート作成・健康観察等
17:00 活動終了・現地解散

※午前活動、午後活動の中で、それぞれ合計30分以上の休憩を入れます。
※1日の実働時間:6時間(休憩2時間)


◆給与・福利厚生
◎1日あたり5,000円の給与を支給します。また、福利厚生として1日あたり食事券1,000円分を進呈します。
◎労災保険完備 及び 民間保険も加入しています。


◆活動拠点・活動範囲・移動について
◎熊本支援チームの活動は、人吉市内を拠点に、人吉市とその近隣被災地が活動範囲となります。
◎原則として、人吉市の支援チーム拠点での集合・解散となります。
◎交通費の支給はありません。各自でご負担をお願いします。
◎自家用車・バイク等の駐車場スペースは、近隣にご準備します。

<支援チーム活動拠点・集合解散場所>
ひとよし森のホール
〒868-0006
熊本県人吉市駒井田町190-6
※9月11日より、「ホテルサン人吉」から「ひとよし森のホール」へ拠点が変更となりました。ご注意下さい。


◆安全教育・健康観察の徹底
◎事前に安全教育を実施します。活動における注意点や危険性をあらかじめ共有します。
◎新型コロナ感染症の感染拡大、熱中症予防の観点から、朝・昼・作業終了後の健康観察、体温チェックを行います。作業中もこまめに休憩を取り体調管理の徹底と予防に努めます。
◎体力や適性に応じて幅広い作業内容をご準備します。


◆活動・作業の内容(予定)
◎家屋からの泥だし、家具移動
◎物資の整理整頓、支給
◎地域のボランティア拠点でサポート業務
◎健康観察やケータリング(飲み物、昼食手配)など事務局運営サポート業務


◆参加学生の声(初回参加時の感想)

誰もが最初は不安の中ご参加されますが、しっかりとしたチームで、初めてご参加の皆さんをサポートします。
大学以外でのかけがえの無い新たな仲間と出会います。ぜひあなたのご参加をお待ちしています!
参加の学生の初回感想の一部をご紹介します。

◎大学4年生・女性・熊本県球磨郡在住
今日が初めての参加でしたが、参加してとても良かったです。理由は活動の内容の濃さとボランティアの方々たちのサポート力が非常に良かったことです。人吉の災害があり、ボランティアには参加したことがあったのですが実際に活動しても、2時間であったり指示をする人がいないため、ボランティアをした感じもあまりなく、だらだらとして終わってしまうことが多々ありました。しかし、今回の熊本支援チームはしっかりと作業段取りをする方々とサポートをされる方、時間までもしっかり管理されていたので、とてもすごいなあと思いました。特に何回も水分はとりましたか?きつかったらすぐ言って下さい、などとても気遣ってもらい思いやりを感じました。一人で参加するのはとても心配でしたが、全然気にすることなく安心です。

 

◎大学3年生・男性・熊本市在住

初めて活動に参加しました。現在は大学もオンライン授業で、バイトも新型コロナウイルスで行けなくなっており今回のボランティア活動は体力面で不安がありました。しかし班のリーダーさんだけでなく、いろんな方から大丈夫?と声をかけてもらい体調を崩さずに1日を終えることができました。初めての参加で不安や緊張が大きかったですが、作業時間が長くなるにつれ不安が消え、作業に集中することができました。作業ではトンカチで壁を叩き、壁や断熱材をはがす作業をしました。なにもかも初めての経験で最初は叩くことに抵抗感がありましたが、だんだんと慣れてきて無駄に力を入れずにすることができました。

 


◆活動時の持ち物・準備いただく物

<絶対準備>
◎汚れてもいい服(必ず、長袖・長ズボンでお願いします。半袖はケガをします。)
◎マスク(コロナ感染予防用)
◎長靴(安全長靴:靴底に踏抜き防止用のプレートを装備した先芯入りが安全です)
◎飲み物(熱中症予防のため多めのご持参を推奨)
◎着替え・タオル
◎雨カッパ(ズボンと上着の2ピース型)
◎保険証
◎印鑑(活動終了後に給与(現金)と飲食券をお渡ししますので、受取りの印鑑が必要です。忘れた場合は、給与と食事券はお渡しできませんので後日改めて取りに来て頂くことになります。)

<できる限り準備(推奨)>
◎ヘルメット(貸与品をご準備していますが、色々な方が使用されています。衛生的にもご自身用を準備を推奨。)
◎ゴム手袋
◎防塵マスク(作業用)
◎ゴーグル
※学生有償スタッフの昼食(お弁当)は、支援チームでご準備をしますので準備不要です。
(一般ボランティアの方のお弁当は準備しておりません。各自でご持参下さい。)

装備品はNPO法人レスキューストックヤードの水害ボランティア作業マニュアルをご覧ください。非常にわかりやすくまとめられています!ご参照下さい


◆各種留意・特記事項
◎学生の本分である「学業」が第一優先となります。活動に参加をご希望の方は、学業に支障を出さないように努力と配慮をお願いします。
◎本活動は労働契約での雇用となります。支援金は給与という形で支給します。日雇給与(所得税日額表・丙欄控除適用)で、当日の活動終了後に現金支払にて支給します。
◎熊本市内での事後報告会等も予定しています。ぜひご参加をお願いします。
◎今回、延べ2,100名の学生の皆様の活動を予定しています。ご参加希望の方は、お早めにご応募をお願いします。定員に達し次第、募集を締め切りますので予めご了承下さい。
◎被災地での活動となるため、健康上不安がある方、持病がある方などの参加はご遠慮下さい。
◎今回のプロジェクトは、災害支援を目的としたものです。被災地の状況やニーズが日々変化していることに加えて、活動の安全性、新型コロナウィルスの感染拡大など、予期せぬ状況により、内容が変更になる可能性があります。予めご了承下さい。


◆参加申込方法

※新規参加申込みを終了しました(2020年9月14日)

 

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