【活動報告】8月5日
ー8月5日(水)スケジュールー
9:00〜 朝礼
9:30〜 田中様宅、三坂様宅
12:00〜 お昼休憩
13:00〜 田中様宅
15:00〜 終了、終礼
ボランティア参加人数4名
【現場活動チーム】
本日の作業
・住宅1階部の壁剥がし作業
・一部床板の撤去
・残った家財道具の撤去
「人の暮らしがあった。」そのことを感じさせられた1日でした。
今日の作業では、住居の壁剥がし作業を行いました。
主な作業は浸水した1階部の部屋の壁をバール等の鈍器を用いて解体していくことでした。
今日解体に携わったお宅でも、
振り返ると最新鋭の家電やずっと家族の側にあった仏壇など、水害さえなければもっと長く日常を暮らしていたであろう生活の跡が様々に見受けられ、そこには「人の暮らしがあった。」ということを気づかされました。
依頼主の方に対して、
もっと気遣うことはできないか、
もっと丁寧に作業をするこはできないか、
人々の暮らしに区切りを付けるという役割である事を意識することも、今回の活動において重要であることに気付かされました。
一方で、この区切りを乗り越えていく人々の強さを同時に感じさせられました。
昼間の炊き出しでは、県内から有志が集まり、食事を市民の皆様へ提供していました。
その時に触れた人々の笑顔が印象的でした。
こんなに大変な災害があったにも関わらず、どうしてこんなにも綺麗な笑顔をできるのでしょうか。
それは、これからも続いていく日々に対して前を向いている証なのだろうと思いました。
ボランティア活動を行う意味として、被災者の過去と未来をつなぐという役割を見出すことができた1日でした。
三坂様宅では、小便器の取り外しを行いました。
外すのにあたり、水道の元栓を閉めようと思い量水計のカバーを開けたところ、泥と水が溜まってたので、まずはそこの泥出しから始めました。
便器を外し、止水栓キャップをはめ、水が漏れないように処置をし、便器裏の壁がを剥がしを30分程で完了しました。
【物資】
昨日は溝口県議経由で、マスクとお水をたくさんご支援いただきました。
どちらも、やはり需要の高いものと感じます。
特にマスクがなくなるのはあっという間で、今日の終わりにはもうなくなっていました。
今回の水害に加えて、またコロナの波でますます必要になるものです。
ただ、通常のマスクはもちろん、作業に欠かせないのは防塵マスクです。
カビや粉塵が舞う現場では、それを直接吸うと健康被害にもつながります。
水害から1ヶ月以上たった今も、家財出し、泥出しすら終わっていないお宅もたくさんあります。
ボランティア数も少なく、まだまだ長期戦になる現場ですが、私たちにできる限りで住民の皆さんのためになれるような支援を続けていきます。
【炊き出し】
本日は、「熊本県飲食店組合青年部」の方々に、
麻婆丼と焼きそば、かき氷、冷たい飲料の提供をしていただきました。
暑い日中にはありがたい、かき氷が住民さんやボランティアに来られている方々の体に染みました。
本格的な麻婆丼や焼きそばの味も楽しめて、本当にありがたい炊き出しでした。
次回の炊き出しも楽しみにしていてください!
県内で飲食店を開いている皆様のお店にもぜひ、お立ち寄りください!
【現状ニーズ】
・人吉旅館様(継続)
・筌場温泉花手箱(継続)
・オリンピア
・個人宅 島津様
・個人宅 宮坂様
・個人宅 塚本様
・人吉球磨剣道連盟 武井様
・個人宅 ナス様
・鳥飼酒造周辺宅淵田酒造様
・個人宅 早川様
・熊禁御堂様
・個人宅 高島様
・個人宅 西様
・個人宅 タケウチ様
・個人宅 御手洗様
・個人宅 三坂様
・個人宅 西原様
・個人宅 村上様
・個人宅 田中様
※孤立している町で、ペットを救出してほしいという要望ありましたら、ぜひ、ご連絡ください!
【学生支援チーム募集】
※活動支援金あり(一日5000円+飲食券)
新型コロナの影響により、
県外からのボランティアの受け入れが出来ない中、
熊本支援チームは、県内の大学生等が夏休みとなる8月~9月に、被災地での活動ができる学生メンバーを募集しています。
▼詳細はこちら
【ボランティア募集】
熊本県在住の方募集中です!
本当に人手が足りておりません。
現状、1日10人ほどで募集しております。
よろしくお願いいたします。
物資、ボランティア募集、助けて欲しい要望等、
ご相談事、お困りごとありましたら、お気軽にご連絡くださいませ。
===============
一般社団法人 熊本支援チーム
事務局 小林
お手伝いしてほしい案件 (080-8594-2225)
ボランティア・物資案件 (080-8594-2226)