【能登半島地震・奥能登豪雨災害活動報告】2月25日(火)
2025年2月25日(火)
【地震】
●活動場所:七尾市
●活動日:336日目
●ボランティア参加人数:3名
(のべ、ボランティア数 : 4,758名)
【水害】
●活動場所:ー
●活動日:49日目
(のべ、ボランティア数:250名)
こんにちは!
熊本支援チーム現地スタッフ 大工のつっちーです!
僕らが家財出しを行う際、住民さんから
「あなたたちのお陰でやっと家が片付いた」
と感謝されることが多いです。
みなさんは”家財出し”は、「不要なものを仕分けをし、要らないものを廃棄する」という作業だと思いますか?
僕はこの解釈は、半分正解で半分は間違いだと思っています。
今日の現場でも、家主の方が
「本当は全部捨てたくない。でも、解体のためにものを出さないといけないけど、置くところがもう無いから、捨てざるを得ないんです」と言われました。
そこのお宅に、まだ魂抜きをしていない家主のご両親のお仏壇があるのですが、そのご両親のものを捨てる判断を下す度に、お仏壇の横に置いてある遺影に向かって『ごめんなさい、許してください』と毎回言ってゴミ袋に入れられます。
これがなんというか、この言葉を聞く度に心がキューッてなるんですよ。
だって、地震がなければ捨てなくて済んだものばかり。
それを地震をきっかけに、しかも置き場所がどこにもないという理由で、思い入れがあるものを捨てる判断を下さないといけない。
それがどんなに苦しいことか。
住民の方は覚悟を決めて次々に捨てる判断をしていいましたが、僕が一番怖いのは、数年後、地震の色々が落ち着いた時に、身近に思い出のものが何も残らなくなり、心の拠り所を失ってしまうことだと思います。
ですが、家主の判断に従わざるを得ないのが現実であり、捨てずに残すことも簡単ではありません。
だから難しい。
「家財出し」という簡単に使える言葉が出来てしまい、家財を出すのがメインの作業の印象が強くなってしまったが故にその重みが中々感じられなくなってしまった。
あくまで僕の中での『家財出し』の答えですが、
「捨てるか捨てないかの判断をし、捨てる判断を下したものを捨てさせていただく作業」
だと思うし、その重みを理解することが最優先で大事だと思っています。
文 : 熊本・能登半島支援チーム 現地スタッフ つっちー
【本日の活動】
①被災家屋の片付け/家財出し/修繕
・家財仕分け
・家財捨て
②その他
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ボランティア活動申込み
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受付|9:00 〜 21:00
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熊本支援チームは、能登半島支援チーム/三重支援チーム楽笑と、
常に連携をとりながら、現在も石川県での支援活動は継続しております。
少しずつでも多くの力が集まれば、大きな力となります。
ぜひ熊本支援チームの一員としてボランティア活動にご参加いただければと思います。共に力を合わせて、石川の復興に尽力しましょう。
また、皆様からの支援金により、日々活動を行っております。
本団体の活動趣旨にご賛同いただける方は、ご支援をいただけますと幸いです。
何卒よろしくお願い申し上げます。
「令和6年能登半島地震」「令和6年奥能登豪雨」により被災された皆様、
ならびにそのご家族の皆様に心よりお見舞い申し上げます。
皆様の安全と被災地の一日もはやい復興を心よりお祈り申し上げます。
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