【能登半島地震・奥能登豪雨災害活動報告】2月12日(水)

2025年2月12日(水)

【地震】
●活動場所:七尾市
●活動日:323日目
●ボランティア参加人数:1名
(のべ、ボランティア数 : 4,709名)

【水害】
●活動場所:ー
●活動日:49日目
(のべ、ボランティア数:250名)

熊本支援チームの大工の、つっちーです!

本日は、夕方ごろに、昨年からお世話になっている住民さんからの紹介で、禊地区から近い所に住んでいる方からの相談を2時間ほど受けました。

その方は、被災家屋(判定は半壊で、一応住めるけど…の様な家屋)から、被害があまりない家屋に荷物の引越しをしたいが、大きい家から小さい家に引っ越すため、荷物が入り切らないからどうしたら良いか、というご相談を受けました。

まず、僕たちのやる事のひとつに、“家財出し”というものがあります。
それは、震災によって壊れたものや、家を解体するからこの際に不要なものを捨てたい!!、ものが散乱してるのを見たら地震の時を思い出してしまうから全部捨てて欲しい…といったご要望を受け、我々の方で必要なもの・不要なものの仕分けをし、不要なものは捨てさせていただく。

家財出しはこういった作業なのですが、そもそもその家は、昨年の1月1日の地震直前まではそこの方が住まれていたところ。
そこにあるもの全てが地震前の私生活で使っていたものであり、思い出もある。
しかも歴史のある町なだけに、今では手に入らないであろうものも沢山あります。
まぁ、そりゃ全部が全部は捨てれないよな、と。

話は戻りますが、その方は既にある程度家族でものの選別しているそうで、これ以上は中々捨てれない…とのこと。
ですが、次の家に持っていきたい量が、家のキャパを超えている可能性があって、でも持っていきたくて…の葛藤がせめぎ合っている様子で、もちろんそこで更に僕たちと一緒に仕分け作業をしてものを減らしても良いのですが、そこを無理して捨てなくても良いとお伝えしました。

というのも聞く限り、引越し先の家の中が既にゴチャゴチャしていてもうどこから手を加えればいいのか分からない様子で、おそらく確かにものは多いんだろうけど片付け(配置や積み方)をしっかりやれば、前の家から全て持っていけるのではないか、と思いました。
それでももし無理だったら、簡易的な棚を僕が作るという話で落ち着き、次回実際に僕が見に行って判断する事が決まり、家主さんも少し安心された様子でした。

解体するために家の中を空っぽにしないといけない中で、7割の方が「もうほとんど捨てていい」という方で、残りの3割の方は中々ものが捨てれないという方がいらっしゃるということは必ず念頭に置いておくこと、そして、そういった方たちにどうお声掛けや行動をしないといけないのか、どんな道(手段)を提示できるか、
そこが今になっても難しいなと感じながらも日々勉強しています。

文 : 熊本・能登半島支援チーム現地スタッフ : つっちー

【本日の活動】
①被災家屋の片付け/家財出し/修繕
家財仕分け

②その他
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熊本支援チームは、能登半島支援チーム/三重支援チーム楽笑と、
常に連携をとりながら、現在も石川県での支援活動は継続しております。
少しずつでも多くの力が集まれば、大きな力となります。
ぜひ熊本支援チームの一員としてボランティア活動にご参加いただければと思います。共に力を合わせて、石川の復興に尽力しましょう。

また、皆様からの支援金により、日々活動を行っております。
本団体の活動趣旨にご賛同いただける方は、ご支援をいただけますと幸いです。
何卒よろしくお願い申し上げます。

「令和6年能登半島地震」「令和6年奥能登豪雨」により被災された皆様、
ならびにそのご家族の皆様に心よりお見舞い申し上げます。
皆様の安全と被災地の一日もはやい復興を心よりお祈り申し上げます。

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