【活動報告】7月31日

 

【現場チーム】
〈三坂様宅〉
午前の作業は三坂様のお宅に伺いました。
トイレの壁をはぐ作業で三人で行いました。昨日の続きを行い、トイレの陶器の裏の壁が残っていましたが今日来てくれたボランティアさん二人が外して取ってくれました。もうひとつのトイレの陶器ははずすことが難しくその裏にまだ壁が残っています。二人のお陰で大体の昨日の作業を終わらすことが出来ました。また、被災された方々との距離感、自分たちの立ち位置、自分たちの目的を今日確認できて考えて理解することができてよかったです。またそういうことが問題になるとは考えたことがなく、重要なんだと思いました。そういうことを考えることがなかったのでとてもおもしろい視点でした。

〈筌場温泉花手箱様〉
現場は、花手箱という温泉でした。主に壁と床を剥がす作業をしました。
壁の中にある断熱材はまだ濡れていて、ここまで水が来たんだなということをより感じました。このままにしていたらどんどん腐っていってしまうと思うので、早くいろんな家の作業を進めていかないといけないと感じました。
一回のボランティアで進む作業は限られていてとてももどかしい気持ちになりますが、同じところに何回も行けない分、一回の作業で効率よく進められるだけ進めたいと思いました。

〈現調チーム〉
本日は現場調査へ3件行きました。継続2件、新規案件1件。
場所と状況によって作業の格差を感じました。
お年寄りの方だけでお住まいの家屋は、ほんの少しずつしか進んでいなく、先が思いやられるほどの状態のまま。きっと何も手付かずのまま、やれる事をやっていたのだろうと思います。
通常であればカビの進行や腐敗の進行にもつながるので、一刻も早く対処したいところですが、私たちも人数が足りず手も回らないところもあり、もどかしい気持ちでいっぱいになりました。取り壊すとのことで、更地にしますが、中の家財や畳など取り出しをしないといけません。泥も多く、人手が欲しいなと感じた次第です。
また、新規案件に関しては継続活動している方からの紹介で伺いましたが、若い世代夫婦様の為、作業も早く、初期対応がよかったなと感じました。現場調査はしましたが、実際に作業に伺うのはいつかはハッキリとはお答えできず…出来るだけ早く伺えるように最善の配慮をすると説明することしか出来ませんでした。ですが、ご理解頂きスムーズにコミュニケーションが取れました。中にはご理解頂けない方もいます。被災者の方へ寄り添いすぎると甘えや不満も出てくるかと思います。心の距離の取り方、私たちの言葉の返し方の大切さを学ばさせて頂きました。
一刻も早く作業をし、被災者の方を支えたいのですが、思いだけでは進みません。被災者の方の状況や気持ち次第では、うまく進まないこともあったり、人手不足などで思うように作業が捗らない事もあります。ですが、私達が支えになるようしっかりと頑張っていきたいと思いました。

 

【現状ニーズ】
・人吉旅館様(継続)
・筌場温泉花手箱(継続)
・オリンピア
・個人宅 島津様
・個人宅 宮坂様
・個人宅 塚本様
・人吉球磨剣道連盟 武井様
・個人宅 ナス様
・鳥飼酒造周辺宅淵田酒造様
・個人宅 早川様
・熊禁御堂様
・個人宅 高島様
・個人宅 西様
・個人宅 タケウチ様
・個人宅 御手洗様
・個人宅 三坂様
・個人宅 西原様

※孤立している町で、ペットを救出してほしいという要望ありましたら、ぜひ、ご連絡ください!

 

【ボランティア募集】
熊本県在住の方募集中です!
本当に人手が足りておりません。
現状、1日10人ほどで募集しております。
よろしくお願いいたします。

物資、ボランティア募集、助けて欲しい要望等、
ご相談事、お困りごとありましたら、お気軽にご連絡くださいませ。

 

=====================

一般社団法人 熊本支援チーム
事務局 小林
お手伝いしてほしい案件 (080-8594-2225)
ボランティア・物資案件 (080-8594-2226)

=====================