【能登半島地震活動報告】10月25日(金)

2024年10月25日(金)

●活動場所:石川県 七尾市
●活動日:290日目
●ボランティア参加人数:1名
(のべ、ボランティア数 : 4,556名)

【本日の活動】
①被災家屋の片付け/家財出し/修繕

本日は、能登ごはん農場暮らしの宿じろざみの修繕作業をしました。

1月から単発ではありながらも、他県から個人で修繕作業に来てくれている”ゆうと”くんという大学生の子が今日来ていました。
その子は大学生という若さながら、木造の構造系に強く、電気作業、水道作業もできるという、スーパー大工さんなのですが、じろざみの修繕がもう終末を迎える(完了する)にあたって、おそらく僕と一緒に作業するのは最後という日に来てくれました。

彼は、同じ大工仲間というのもありますが、お互い強みが違うのでそれを補い合うような関係で、僕が七尾に来てからずっと一緒に同じ場所で修繕作業をしてくれていたので、個人的に思い入れのある1人です。

その彼と今日別れの挨拶をしてきました。

ゆうとは27日までいるみたいですが、それまでに僕がじろざみには行けず、今日が最後という事になりましたが、僕自身、彼から学ぶことがたくさんあり、彼のと出逢いは僕の大工人生の活力にもなりました。

彼は22歳という若さながら、スキルが同年代、それより上の年代より豊富にあります。
それを身につけられたのは、彼の人柄の良さやセンスもあってか、今まで出逢った方たちがすごい技術の持ち主の方たちばかりで、その方たちと一緒に”バイト”という形で一緒に作業をしていく中で習得したものも多いらしく、そこで思ったのが、本当に本人を生かすも殺すも

“人は出逢った人で変わる”

のだと彼を見て思いました。

性格や価値観は幼い頃からの環境で変わると同じように、いくら技術やスキルがあっても、環境が悪ければ100%活用できない、何なら潰してしまう可能性がありますが、彼を見ていると、本当に今まで関わって来た方は素晴らしい考えや技術の持ち主ばかりだったんだと心の底から思えます。

僕は、熊本支援チームの代表”池田親生さん”の出版記念でお逢いした事から始まり今に至ります。
正直、9ヶ月前の自分では想像が付かなかった事が今起きています。
本来、2週間で帰る予定でしたからね笑

でも、僕は今の環境にすごくコミットしてると実感しているし、すごく生き甲斐を感じています。

親生さんのおかげで僕の大工人生は進化をしました。
ある意味、人(僕)が変わった瞬間です。

ゆうとは来年から本格的に大工としての人生を歩んでいくので、技術だけではなく、人として尊敬される人になると信じておりますので、僕も見習って周りからそう思われるような人になるよう、今やる事をがむしゃらにやり切ります。

文 : 熊本支援チーム 現地スタッフ つっちー

①被災家屋の片付け/家財出し/修繕

・壁施行

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◾️電話窓口

ボランティア窓口:070-1420-8319
総合窓口: 070-1558-8859
(受付:10:00 – 17:00)
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熊本支援チームは、能登半島支援チーム/三重支援チーム楽笑と、常に連携をとりながら、現在も石川県での支援活動は継続しております。
少しずつでも多くの力が集まれば、大きな力となります。
支援を必要としている方々が多数いらっしゃいますので、
ぜひ熊本支援チームの一員としてボランティア活動にご参加いただければと思います。共に力を合わせて、石川の復興に尽力しましょう。

なお、家財の搬出などの作業は11/10までの予定ですが、支援活動自体は1月末まで継続いたします。

皆様からの支援金により、日々活動を行っております。本団体の活動趣旨にご賛同いただける方は、固定された投稿からご支援をお願い申し上げます。何卒よろしくお願い申し上げます。

「令和6年能登半島地震」により被災された皆様、
ならびにそのご家族の皆様に心よりお見舞い申し上げます。
皆様の安全と被災地の一日もはやい復興を心よりお祈り申し上げます。

助成:公益財団法人ほくりくみらい基金 令和6年度能登半島地震災害支援基金「つづける支援活動助成」、赤い羽根共同募金より助成を受けて活動をしています。

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