【能登半島地震活動報告】10月15日(火)

2024年10月15日(火)

●活動場所:石川県七尾市、能登町
●活動日:284日目
●ボランティア参加人数:1名
(のべ、ボランティア数 : 4,524名)

【本日の活動】
①被災家屋の片付け/家財出し/修繕

熊本支援チーム 現地スタッフ 大工のつっちーです!

今日は作業ではなく、僕の心が動いたお話をさせていただきます。

昨日、ボランティア団体『他団体協力)NGO魅来 七尾市民ボランティアチーム』の拠点に泊まらせていただきました。
そこの代表を務められている大工の藤吉さんという方と一緒に夜に様々なお話をした中で特に印象深かった言葉があります。
それは、

『被災地ではない所では、スイッチをポチって押せば電気がついて、蛇口をひねれば水が出る。いわゆる”当たり前”といわれる日常だけど、被災地から見るとそれは当たり前ではなく{夢}の世界なの。俺はその夢を創るのが仕事』

という言葉です。
よく、通常の日常では当たり前な事が当たり前ではなくなるのが被災地、というのはこちらに来た方みな思われると思います。
確かにそれを実際に見たり感じたりはすると思いますが、直接的にそれを”当たり前”に戻す(直す)事は、専門技術を必要とする事が多いため、中々難しいのではないかと思います。

ですが藤吉さんはその力がある。
そしてそれを本人自身も分かっている。
故に、『俺は被災者の夢を創る』と仰られていると思います。

僕は、莫大な経験とスキルをお持ちの藤吉さんほど復旧作業はできませんが、地震で傾いて動かなくなった扉を動くようにしたり傾いた家を水平にしたりと、ある意味、

“住めない(住みにくい)家を快適に住めるようにする”

ことをやっている身ではあるので、多少なりとも藤吉さんのいう『被災者さんの”夢”』を作れているのではないかと思い、更に自分がやっていることに誇りを持てるようになりました。

藤吉さんは東日本大震災からボランティアをされており、経験は言うまでもありません。
反対に僕は、藤吉さんと比べて経験が凄く浅いです。
だからと言って、被災者さんの夢を創れない訳ではありません。
今の僕でもできることは必ずある。
経験が浅ければ更に経験をすればいいだけ。
それを繰り返して、いつか振り返った時にたくさんの『夢』を叶えられていたら、その道は正解だったと信じれるので、そう思えるように今の道を踏みしめながら歩んでいきます。

文 : 熊本支援チーム 現地スタッフ つっちー

①被災家屋の片付け/家財出し/修繕

・家屋修繕

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◾️電話窓口

ボランティア窓口:070-1420-8319
総合窓口: 070-1558-8859
(受付:10:00 – 17:00)
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熊本支援チームは、能登半島支援チーム/三重支援チーム楽笑と、常に連携をとりながら、現在も石川県での支援活動は継続しております。
少しずつでも多くの力が集まれば、大きな力となります。
支援を必要としている方々が多数いらっしゃいますので、
ぜひ熊本支援チームの一員としてボランティア活動にご参加いただければと思います。共に力を合わせて、石川の復興に尽力しましょう。

なお、家財の搬出やブロック塀の解体作業は10/11までの予定ですが、支援活動自体は1月末まで継続いたします。

皆様からの支援金により、日々活動を行っております。本団体の活動趣旨にご賛同いただける方は、固定された投稿からご支援をお願い申し上げます。何卒よろしくお願い申し上げます。

「令和6年能登半島地震」により被災された皆様、
ならびにそのご家族の皆様に心よりお見舞い申し上げます。
皆様の安全と被災地の一日もはやい復興を心よりお祈り申し上げます。

助成:公益財団法人ほくりくみらい基金 令和6年度能登半島地震災害支援基金「つづける支援活動助成」、赤い羽根共同募金より助成を受けて活動をしています。

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