【活動報告】9月21日(土)

2024年9月21日(土)

●活動場所:石川県七尾市
●活動日:260日目
●ボランティア参加人数:11名
(のべ、ボランティア数 : 4,354名)

【本日の活動】
①被災家屋の片付け/家財出し/修繕
②募金活動
③クラウドファンディング
④イベント企画運営
⑤コミュニティ支援
⑥その他

家のTVで、見るともなく流していた24時間テレビ。ぼうっと眺めていると、能登半島の震災被害ついての映像が目に入った。崩れたままで片付けられていない家屋が並ぶ街並み。私はそのとき初めてまだまだ復興が終わっていないという事実を知った。1月1日に石川県で地震が起こり、2日には羽田空港での事故、その後もいくつか日本各地で大変な状況だというニュースが流れる日々が続いたが、いつからかその類のニュースは見なくなった。疑いもせず、もう日本は全て”元通り”になったのだと解釈してしまった自分は、何も考えずに日々を過ごしていたのだなと思う。能登半島のどこでもいいから自分の目で見て感じたい、微力でも手助けがしたいと思い、検索して申し込んだ。activoの活動紹介の欄に、「力に自信のない方、未経験大歓迎!」「被災者さんとの会話など、様々な支援のかたちがあります」とある。その文章から「人を大切にする方々なのだろう」ということが伝わってくる。「きっと温かい人たちがいるのだろうなぁ」と想像しながらボランティア当日を迎えた。

スタッフのから聞いた。
災害支援は金銭的な面でのサポートになる、と。プロにお金を払って物の撤去をお願いすれば、もっと効率よく完璧に済ませることができる。しかし、それには莫大なお金がかかる。家を解体する工程ではプロに頼む必要があるかもしれないが、その前に物を撤去したり分別したりするだけで、かかる費用は変わってくる。
また、地元の方とのつながりも大切にしている、とも聞いた。”ただ作業する人”にならず、コミュニケーションを取る。「してあげている」ではなく「入らせていただく」という謙虚な姿勢で。というように、作業前にお話があった。被災者の方々にも人を選ぶ権利がある。心の通ったやり取りと誠実な行動があるからこそ、信頼される。信頼してもらえると、「こっちの家も困っているから助けてほしい」と依頼が来る。そして、また力になれる。被災地に住みついて淡々と作業することだけが支援ではないのだと、スタッフの方々の言動からも学ばせていただいた。

絶対に良い時間を過ごせるのだろうなと楽しみにしていたけれど、「また行きたい」と思うなんて、予想していなかった。それも、温かいスタッフの皆さまと、ボランティアの方々のおかげである。たった2日間のみだけれど街の力になれたこと、素敵な人たちと出会えたこと、とてもとても嬉しかった。

2泊3日、ありがとうございました。

文:みやの

①被災家屋の片付け/家財出し/修繕

・家財仕分け
・家財出し

②募金活動【延長】

③クラウドファンディング

④イベント企画運営

⑤コミュニティ支援

⑥その他

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◾️電話窓口

ボランティア窓口:070-1420-8319
総合窓口: 070-1558-8859
(受付:10:00 – 17:00)
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熊本支援チームは、能登半島支援チーム/三重支援チーム楽笑と、常に連携をとりながら、現在も石川県での支援活動は継続しております。
少しずつでも多くの力が集まれば、大きな力となります。
支援を必要としている方々が多数いらっしゃいますので、
ぜひ熊本支援チームの一員としてボランティア活動にご参加いただければと思います。共に力を合わせて、石川の復興に尽力しましょう。

なお、家財の搬出やブロック塀の解体作業は9月末までの予定ですが、支援活動自体は1月末まで継続いたします。
10月以降のボランティア受け入れについては、現在調整中です。

皆様からの支援金により、日々活動を行っております。本団体の活動趣旨にご賛同いただける方は、固定された投稿からご支援をお願い申し上げます。何卒よろしくお願い申し上げます。

「令和6年能登半島地震」により被災された皆様、
ならびにそのご家族の皆様に心よりお見舞い申し上げます。
皆様の安全と被災地の一日もはやい復興を心よりお祈り申し上げます。

助成:公益財団法人ほくりくみらい基金 令和6年度能登半島地震災害支援基金「つづける支援活動助成」、赤い羽根共同募金より助成を受けて活動をしています。

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